最近HSPという単語をよく目にします。
提唱されたのは1996年ですが、昨今は「繊細さん」という言葉と共に広まっていますね。
疾患ではなく気質であるため、治すのではなく見方を変えてうまく付き合うことが必要です。
疲れやすい・傷つきやすいなどデメリットに感じることや、よく気付く・配慮が上手などメリットととれることもあります。
私自身を振り返り、HSP気質かな?と感じることを書き出してみました。
目次
- 人に見られていると気になる
- 音に敏感
- 相手の機嫌に敏感
- 怒る必要性がわからない
人に見られていると気になる
人から注目されることが気になります。
作業する手が止まってしまったり、考えていたことがすっかりどこかへ行ってしまったり。
「見られている」と思うと落ち着かなくなり、手につかない状態になってしまいます。
私はたくさんの人数でカラオケに行くことも苦手です。
選曲に問われるセンス、歌っているときの視線がどうしても気になります。
みんなそこまで自分に興味ない、とわかっていてもです。
音に敏感
仕事中・休憩時間問わず、聞こえてくる音に敏感です。
部屋に出入りするドアの開閉音、足音、ノックの音。
自分の後ろで厳しい口調で話す他部署の上司。
集中していても、楽しんでいても、一瞬で周囲に気を取られがちです。
相手の機嫌に敏感
話し相手や、一緒の空間にいる人たちの気分や感情を強く感じてしまいます。
例え自分へ向けた感情でなくても、隣で独り言をつぶやかれたり、物にあたっていたりする人がいると「自分がせいか?」と自己否定が始まってしまいます。
イライラ・焦り・怒りなどネガティブな感情ほどより強く感じます。
酷いときは、「怒鳴られるのでは」「手をあげられるのでは」と怯えながら話をすることもあります。
頭では自分とは関係ない、ありえないとわかっていても、周りの感情を受けて自分の気分が影響を受けてしまいます。
怒る必要性がわからない
怒鳴る人、怒る人を見ると、「なぜ?」と思います。
意見が違っていても、お互いの意見を尊重していれば怒りを表に出す必要はないと感じます。
どちらの意見でも仕事は進むし、結果に良い悪いはあっても、怒鳴ってまでぶつかることに意義はないように思います。
まとめ
書き出すとなかなか難しい「気質の話」ですが、すべては捉え方次第です。
今回まとめた内容も、「周囲に気を配ることができる」「協調性が高い」と考えることができれば、それは長所です。
自分はHSPなんだ!というよりも、そんな側面もあるなと受け入れることがより生きやすくなるコツなのかなと思います。